7月25日(木) 阿南の落とし込み釣り

週末に乗せていただく予定にしていた清和丸。

いろいろあって 予定変更。

船頭さん お誘いした方々 すいません。


今年は早くからウルメが入って

それに青物やサワラが付いているみたい。


ベイトもフィッシュイーターもたくさんいる。

しかし、ベイトのウルメが小さく掛かりにくいので

かなりテクニカルな釣りになるようだ。



今日は くろべ船頭の清和丸Z 


伊島まわりで釣り開始。

いつもはオモリ50〜60号を使うのだが

今回 船頭さん指定オモリの号数は30号。


ウルメが小さいので重いオモリでは付きが悪く

付いたとしてもプルプルが竿先に伝わってこない。


確かにウルメが付いたかどうか非常にわかりにくい。


わずかに竿先にウルメが付いた感触があり

そっと底までおろすと



いきなりハマチがアタックしてきた。


前日は午後からの潮がよかったそうだが

ウルメさえ付けば何とかなりそう。

朝からイイ感じで当たってくる。


ラインカッターのサワラは



掛かりどころがよくないと取り込めない。



ウルメが付いたと思ったら

ガタガタ プツン と一瞬で切られてしまうこと数回。

枝だけならまだしも 幹糸から切られてしまったことも。


結果的には今日もサワラキャッチ率は1/3ほどだった。



針に付いて揚がってくるウルメは やはり小さい。



小指ほどの大きさ。


人差し指より大きいスーパーウルメが付いてくれると

アタリも明確で 当たってくる魚のサイズも大きいんだけど。


このミニサイズウルメをキッチリ掛ける仕掛け(針)と

感度のいいロッドを使わないといけない。


いつもはネルビオのtypeUを使うのだが



今日はtypeT

この竿は船釣り始めた二十数年前に初めて買った竿。

マダイやメバル アオリに青物と汎用性が高く

これ一本で瀬戸内の釣りすべて賄えるといっても過言ではないイイ竿。


大アジや大サバも掛かり

あとは大鯛に大判ヒラメかな。


願いが通じて さっそくきた。


マダイといっても…



チャリですが


ヒラメといっても…



ソゲですが

これでミニグランドスラム達成。


その後も いろいろな魚がヒット。



チャリとハタのトリプルだったり



アコウだったり。


何でも釣れちゃうのが この釣り最大の魅力。


しばらくウルメの掛かりの悪い時間帯が続き

放浪の旅へ。


ベイトの群れはいろいろなところにいるが

掛けるのはなかなか大変。


サビキを船上で一工夫。



枝を5cmほどに結び直す。

素針とフラッシャーを巻いたものを交互に配列し

超ショートハリスで食い渋るウルメを何とかして掛ける作戦。


一般的には枝が長い方が食いがよさそうな気がするが

短い枝を幹からピンと張る方がウルメの掛かりが断然いい。


うまくウルメが掛かれば



釣れたも同然?


午後からは 青物ラッシュ



ほぼ同学年サイズだが

中には8号の枝をブチ切っていったやつも。


ウルメ小さく掛けるのに苦労したが

掛けさえすれば何かしらの魚がヒットしてくれた。


心地よい疲れとともに



伊島をあとに。


氷抜いて 魚だけで80Lクーラーがほぼいっぱいに。



ウルメが小さいせいか揚がってくる魚のサイズもそれほど大きくなかったが

地合いになってウルメさえ掛ければ あとは魚が勝手に食い付いてくれる。

とにかくウルメを掛けることに全神経を集中して臨もう。



本日の釣果 ハマチ 13匹 サワラ 4匹 
        マダイ ヒラメ ハタ アコウなど